2022年10月20日木曜日

誰が作っても必ず美味しい!鶏もも肉と茄子の旨味出汁炒め。

 

↑出来上がりは、こんな感じです。イイカン
ジのメイラード反応ですね^^

材料は、こんな感じ。今日の主役は、やっぱ
り、山梨県産の茄子ですね。

鶏もも肉は、ラードを使って、表面の焼き〆
を行います。ラードを使うと、独特のコク感
が出て、料理の味わいに奥行きを持たせてく
れます。

強火で鶏もも肉を焼き〆ます。
もも肉なんですが、筋肉繊維を出来るだけ長
く残して切るようにしています。

筋肉繊維が長いと、噛みしめる瞬間の噛み応
えが全然違うんで、料理自慢の方は、是非お
試し下さい。

茄子は、とにかく、柔らかく仕上げたいんで
表皮に切り込みを入れてます。これ、有ると
無いでは、かなり仕上がりの柔らかさに違い
が出ます。

ピーマンの一番栄養が有るとの事で、種も残
さず食べるようにしています。

旨味出汁炒めに共通の工程、オイルコーティ
ングです。このレシピで無くてはならない調
味液なんですが、オイルコーティングした具
材が沸騰した調味液に触れる事で、中華の油
通しと同じ効果が出るんです。

↑オイルコーティングすると、発色と食感が
かなり変わるんで、ぜひお試しを。

ワインを飲みつつクッキング。
オーストラリアのソービニオンブランです。

ちょうどいいレモングラスを思わせるハーブ
のニュアンスが、絶妙です。

調味液です。

マヨネーズ・大さじ2
デミグラスソース・大さじ1
オイスターソース・小さじ1
グリーンカレーペースト・小さじ1~2
ニンニク塩麹・大さじ1
カレーパウダー・小さじ1
水・300ml程度

↑これを溶かして沸騰させたモノが調味液に
なります。

一番加熱時間がかかる、ピーマンの種、人参
鶏もも肉を、沸騰が再開してから3分蓋をして
加熱します。

次に茄子を入れます。同じように調味液と、
その他の具材を、しっかり混ぜ合わせたら,
沸騰が再開した時点から1分加熱します。

最後にピーマンを入れます。茄子と同じよう
に全体を良くかき混ぜて蓋をして沸騰が再開
した時点から1分加熱します。

指定時間経過で、調味液と具材を分離して、
画像の油はね防止カバーをかけて、調味液を
詰めていきます。

ここまで詰めたら火を止めます。これ以上加
熱すると、焦げだすんで、必ず焦げる前に火
を消してください。

これをすると、化学調味料が無くても、メイ
ラード反応が効いて旨味がグッと乗ってきま
す。

メイラード反応させた調味液に分離していた
具材を戻して、ムラなく絡めたら完成です。

合わせたのは、フランスのシラー100%
です。

ワイン単体で飲むより、野菜の主張が前に出
た料理と合わせる事で、ワインの味わいの奥
底に隠れている野菜っぽいニュアンスが味わ
いの前面に出てくるので、ワインの味わいの
ボリュームが大きく感じられるんです。

最後に振りかける粗挽きの唐辛子のスパイス
感とワインのスパイシーな香味も、なかなか
の相性でした。

野菜とワイン、面白いですよ^^